
(本記事は、3月上旬に取材したものです)
阪神大震災から27年、東日本大震災から11年。
首都直下型地震のリスクもある中、個人的にもこれから
防災意識を高めていきたいと考えていたところ、
練馬区立の防災学習センターがあるではありませんか!
ということで、光が丘に向かいました。
住所は練馬区光が丘6-4-1です。
地下鉄大江戸線光が丘駅のA4出口より徒歩約10分。

敷地内に駐車場(有料)もあります。

今回、防災学習センターの所長の方にもお話を伺うことができました。
- 練馬区の防災学習センターは区民の防災意識の啓発や向上を図り、地域で
防災活動を行う人材の育成を目的に、2014年(平成26年)に開所。 - ねりま防災カレッジとして、年間で複数のテーマを基に講座や講習会を開催しているほか、
防災展示室の見学や防災体験講座など「見る、学ぶ、体験する」をテーマに各種事業を展開。 - 防災研修室(区内の団体の防災活動を支援するため、貸出しを行っている
→防災を目的とした活動を行う団体を対象に、利用料の減免制度もあります。
このような防災に関する知識や技術を学べる施設を持っている
基礎的自治体は、23区の中でも数区しかないそうです。
こういった体験ができる施設は本当に貴重ですね。
ご厚意で、起震車体験をさせていただきました。
起震車ねり丸号。

この起震車ねり丸号、2020年に全国で初めてVR体験を導入した起震車です。
VRゴーグルを装着し、VR映像とともに、震度6強クラスの地震を疑似体験できます。
VR映像と起震車の揺れが連動しているので、非常にリアリティがありました。
VRなしの体験もさせていただきました。
こちらは、2016年の熊本地震の揺れを再現しています。
起震車に乗るのは初めてだったので、多少のドキドキ感(絶叫マシーンに乗るような感覚)が
ありましたが、そんな楽しみは一気に消え、手で支えないと吹っ飛ばされるくらいの揺れ。
「実際にこの地震が来たら・・・」と考えると、恐怖しか感じなかったです。
起震車体験を終え、防災学習センターに戻り、
改めて所長にお話を伺いました。
(後編に続きます)